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2015年10月20日

秋の養生法

中国伝統医学に伝わる秋の養生法は、「秋は万物が実を結ぶときで、翌年のために生命力を種の中におさめる時期。この時期は早寝早起きを心がけ、あれもこれもやりたいと活動的になりすぎないこと。活動しすぎて汗をかくと肺が弱る」と古代の文献に書かれています。


人間のからだも実りのときを過ぎ、生命力を蓄える時期に入ります。
「気」(エネルギー)の流れの勢いも、外向きから内向きに変化していきます。

この時期は体の防衛力が手薄になりがちで、風邪をひきやすくなります。
「首」とつくところは冷えが入り込みやすく、足首はレッグウォーマーや靴下で保温して、首の後ろを冷やさないように、ストールなどを活躍させたいところですね。

また、「陽気」や「水分」も体表から逃げやすく、乾燥しやすくなります。

この時期は体も心もおとなしく過ごすことが、自然と調和するコツといえます。

というのは、夏は体力の消耗が大きく、消化吸収力も衰えています。
秋は人体にとっても収穫の季節で、体力を養うには大切な季節なのです。
気温が下がり始め、朝晩と日中の温度差も大きくなるので、無理はしないで風邪をひかないよう養生するのが、寒い冬を乗り切る力になるのです。


だけど、動かないということとは違うんですよ。
睡眠を規則正しくとり、しっかりと栄養を摂って、適度な運動をするのは四季を通じての養生の基本ですからね。

季節の美味しいものを適度に頂き、美しい景色を楽しみながらハイキングでも楽しみたいですね。

  


Posted by akatsuki at 23:56Comments(0)